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◆《Chat GPT》古文はほぼ理解していない

皆様こんにちは、塾長の平岩です。

ChatGPTは、果たして古語を理解できるのか?
ということで試してみたのですが、残念ながらほぼ理解できていないようです。

例えば、「日本の古語『むべなるかな』を、日本語の現代語に訳して」と聞いてみました。

その回答はこうでした。

GPT:「むべなるかな」は古代日本語で、「よろしいかたですね」という意味です。現代語に訳すと、「素晴らしい方ですね」というようなニュアンスになります。

いやいやいやいや……この古語の正しい訳は「もっともだなあ」「そのとおりだなあ」です。
かすりもしていないのが、少し意外でした。この言葉はよく古文に登場するので、ネット上に存在する古文から訳を拾えると思ったのですが……

もう一つ試してみました。
「古代日本語『いづれの御時にか』を現代日本語に訳して」

GPT:「『いづれの御時にか』は古代日本語で、『いつの時代だろうか』という意味です。現代語に訳すと、『いつの時代だろうか』というようなニュアンスになります」

こちらのほうは、訳自体は合っているのですが、解説が……いや、そのままですやんと突っ込みたくなります。

ということで、ChatGPTは、古文の勉強には使えないようです。
そういえば。
Googleも新しい生成AIを開発していて、とりあえずのバージョンが公開されたようです。
機会があれば使ってみたいと思いますが、ChatGPTより、正確性に優れているとか。まあ、使てみないとわからないですね。

それでは今回はこれくらいに。皆様、また次回に。




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