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2019年(平成31年~令和元年)過去ログ


R1.11.21 合格おめでとう!(武庫川女子大)

 武庫川女子大学の合格発表で合格者が二名出ました。おめでとう!
 看護学部の子は、倍率が5倍超え、日程によっては合格最低点が8割を超える難関でしたが、よく頑張ってくれました! 
 もう一人の子は短大教育科に合格しましたが、第一志望の四大が残念ながら不合格。教育学部も倍率が5倍ほど、合格最低点も高かったのでいたしかたないところですが、 その子は他の大学を合格してるだけに、今後どうするか悩んでいるそうです。
 推薦入試の結果で悩む方は毎年いらっしゃいます。特にこの時期、ストレスとプレッシャーで精神的に不安定になりやすいです。
 進学先を決める際は、「自分が将来何をしたいのか」に優先順位をつけ、「その為にどの大学のどの学部に行くのか」ということをもう一度見つめ直すことが必要です。 保護者の方は、あまり決断を急かしたり押し付けたりせず、「何をしたいのか」を整理するお手伝いをしてあげてください。
 自分に納得をして受験を終える。それが後悔の無い選択につながるかと思います。


R1.11.15 「さくっと稼げる」で集まったバイトに、記述採点ができるのか

 お昼の情報番組『ひるおび』で、「大学入学共通テスト」の問題点を詳しく説明していました。とてもわかりやすかったです。
 国語の記述問題について、ある解答例に対して「高校生」と「教員・講師」がどう判断したかの試行の結果が出ていました。
 その解答例の中に、なるほどこれはすごい解答だというものが一つありました。 論述解答としては十分な正答であり、ゲストの明治大学の教授もそのようにおっしゃっていましたが、その解答を正答基準に照らし合わせると「c評価(最低)」 になってしまいます。実際に採点した教員・講師の約50%がc評価としていました。一方で、a評価(最高)にした人も20%以上いたのです。
 実際の入試現場では、この解答をどう評価するかは「評価会議」で話しあわれるはずです。まさに「プロ」の教授たちが集まり話し合って評価を決めるのです。 この1点に受験生の人生がかかっているかもしれないのですから!
 しかし、ベネッセが出している「バイト募集要項」には、「さくっと稼ぎたい人」という項目が載っていたという報道もなされていました。 このバイト募集が、どの採点業務のものかは分かりませんが、ベネッセはプロでも迷う記述解答の評価を「さくっと稼ぎたい学生バイト」にさせるつもりでしょうか?
 少なくとも進研模試は、さくっと稼ぎたいバイトの人が採点しているのでしょうね……


R1.11.13 更に発覚した“記述式問題”の問題点

 ニュースで取り上げられた「大学入学共通テストの正答例を採点事業者が事前に把握する」という報道。
 さすがにそんなことはないだろうと思っていただけに、開いた口が塞がらない状態になりました。 なるほど、少ないマンパワーで、短期間での記述解答の採点を行おうと思うなら、そうでもしないと無理なのでしょう。 大学入学共通テストの直前対策は、ベネッセグループの個別塾でやれば万全ですね(笑)
 文科省の役人は、こんな仕組みがまかり通るとでも思っていたのでしょうか。一体誰がこんな仕組みにしたのでしょう。 また、そのことに疑問を呈することなく採点業務を落札した業者も、大学受験に携わるものとしての資質が問われるかと思います。
 入試制度を改革するなら、まず大学側がどのような入試制度を望んでいるのかを調べ、それに即した入試制度改革を行うのが普通です。大学も受験生も おいてきぼりの「新制度」。どういう形で落ち着くのか、ちょっと先が見えません。
 受験生が今できることは、どんなものになってもいいように、「自分で考える力」を身に付けることだと思います。


R1.11.11 今年度、合格者第一号!

 二年生の秋から通っているKさんが、神戸女子大学の公募推薦に合格したと報告してくれました。

 おめでとうございます!!

 指導する側からしても、合格発表はドキドキするものです。自分が受験するのでない分、余計にそう感じるのかもしれません。
 第一志望がまだ残ってはいますが、合格するということは自信にもなりますし、次へのモチベーションにもなりますね。
 今日もKさんは自習室に来て頑張っています。他の塾生も続いて欲しいなと、思うばかりです。


R1.11.11 とうとう出てきた「新センター記述式」中止論

 ここにきて、センター試験改革についての議論が慌ただしくなってきました。今更感が強いですが、報道についてのゴーサインがどこからか出たのでしょう。
 マスコミの「こんなこととは知らなかった」という体裁には苦笑しか出ませんが、議論がないよりはましと思うばかりです。
 英語民間試験中止の最大の原因は「会場不足」「試験実施のマンパワー」「採点業務のマンパワー」の全てが不足しているということでしょうが、 センター試験についても、採点業務のマンパワー不足は深刻な問題です。
 ベネッセグループの一社が請け負った以上、当然大学生アルバイトに採点させるしかマンパワー不足を補うことはできないのですが。このことが大々的に取り上げられる 状況になれば、中止せざるを得ないでしょう。採点で問題になるのは国語の記述解答ですが、国語が中止になれば数学での記述式出題も取りやめになるに違いありません。
 結果として、センター試験は再び「全てマーク式出題」に落ち着く。私はそう予測しています。
 この問題が、文科省と一企業の癒着・天下り問題へと報道の内容が進むかどうかは、日本のマスコミに良心が残っているかどうかにかかっていると言えます。
 そういえば、天下り斡旋と買春疑惑で更迭された元文部科学省事務次官は、今どうしているのでしょうかね。


R1.11.04 「新センター」にまつわる私企業の暗躍

 公募推薦が始まりました。ここ2年、特に私立文系の志願者が増え、大変な倍率になってましたが、さて今年はどうでしょうか。
 それはそうと、やはりというべきか「英語民間試験」導入が延期されました。『延期』というのが曲者ですが、まだ諦めてないのでしょうか。
 今回の『延期』ですが、不思議だとは思いませんか? 『延期』決定で被害を被るのは受験生だけでなく、準備をしてきた民間企業・団体も同じです。 にもかかわらず、英語の民間試験の実施団体が延期反対や損害賠償の請求をしたというニュースは聞きません。
 なぜでしょうか?
 今回の延期、大臣の失言が原因ではなく、実施団体からの中止の要請があったというのが真相ではないかと邪推する次第です。
 こうなってくると、もう一つの問題点が浮き彫りになってきます。それが「国語記述式解答の採点問題」です。 何十万人という受験生の記述式解答の採点をする人員の確保をどうするのでしょうか? 1万人は必要だそうです。
 やっぱりというべきか、「学力評価研究機構」が採点業務を落札しています。 ちなみにこの会社、あの大手企業Bの系列会社で、設立が2017年(ホームページ情報)だそうです。露骨すぎて笑いが出てしまいました。
 採点者はもちろんバイトになります。大学生もOKだそうです。
 採点の精度は? 機密保護は? 入試情報はB社に垂れ流しです!
 マスコミはこのことをほとんど報道していません。「英語民間試験」についても「今更報道」です。大手スポンサーですからね。そりゃ報道できないですよね。
 一企業が子どもの未来を利用し、儲けようとしている。このことを、みなさんはどう思いますか?


R1.10.30 やっと出てきた「英語民間試験」の延期論

 あっという間に11月になろうとしています。塾生の一部は、公募推薦に向けてスパートを掛けているところですが……
 文科大臣の「身の丈」発言から、「英語民間試験」導入の延期の話へと発展しています。
 私自身は、そもそもセンター試験を廃止するべきだと考えていますが、文科省の天下りやある特定の教育サービス会社Bとの癒着がある以上、 そう簡単には無くならないでしょう。
 民間試験の導入と記述式導入は、まさに産官癒着の最たるものですが、受験生にとってはそんなことよりも、入試制度がどうなるかの方が重要な問題です。
 それだけに、早く決定してもらいたいのですが、どのみち主要な大学では「スコアA2(英検準2合格程度)を受験資格とする」という扱いが主流ですし、大学によっては「高校の認定をもってそれに替えうる」つまり資格試験を受けなくてもいいというところまであります。
 英語に関しては、民間試験より、「リスニング100点」の方に注目すべきでしょう。


R1.7.28 この夏、過去問をやろう

 夏休みに突入し、受験生は皆一生懸命勉強する時期になりました。ここからは、勉強時間でライバルに差をつける、ということが難しくなります。
 そこで、「効率のいい勉強」を目指すことになるのですが、その一番の方法が、この夏に過去問をやることです。
 それを言うと皆さんそろって「まだ勉強ができていないから」と言うのですが、過去問は「これからどう勉強していくのか」の指針を立てるために使うものです。 もう二度と出ることのない問題ですから、今後の勉強を効率化していく為に「どんな問題が出たのか」を先に知っておいてください。
 点数は気にしなくて大丈夫。一問一問を調べつくす気持ちで取り組むといいですよ。
 孫子曰く、「彼を知り己を知れば百戦して危うからず」、ですね。


R1.6.19 AO入試の点数

 AOで香川大学(看護学科)に合格したIさんが、得点開示が行われたということで、点数を知らせてくれました。
 香川大学のAO入試は、一次が書類審査、二次が英文を読んでの小論文・日本文を読んでの小論文・面接という構成で、二次試験の点数開示があったようです。
 Iさんは英文を読んでの小論文の得点率が9割もあったようです。本当によく頑張ったなとうれしくなりました。
 看護系のAOは、語学力とコミュニケーション能力が重視されます。やはり患者と接する機会が一番多い職業だからでしょう。
 AOを受験しようと思っている受験生は、『文章を書く』ことと『話す』ことを毎日練習し、 高校生活で自分が目標をもってやったことを、しっかり書いて残しておくことが合格の秘訣です。
 「授業が少しずつ本格的になってきた」とのことでしたので、大学でも頑張って、立派な看護師になってほしいなと思いました。


R1.6.9 高校生がやっておくべき一日10分の『継続』

 忙しさにかまけていると、あっという間に時間が過ぎていてびっくりしました。前回の更新が5/16だったことに気が付き、心底焦っている塾長の平岩です。
 一日10分というと、皆様どう感じるでしょうか。「たかがそれっぽっち」と思うのが普通かと思いますが、これを10日続けると100分、  30日では300分。つまり5時間になります。
 受験成功の秘訣の一つが、この「一日10分」なのです。是非「10分でできる勉強」を二つか三つ用意しておき、毎日、空いた時間にやるように心がけましょう。
 ちなみにおススメの一つが「リスニング」です。なんでもかまいません。テキストもいりません。「英語のラジオ講座」でもいいですし、「学校でもらったリスニング教材」でもOK。なんなら5分でも。
 それが「力」になるのです。


R1.5.16 定期テストから文化祭へ

 そろそろ定期テストの時期になり、塾生の皆さんも少し『定期テストモード』になっています。
 それが終わると文化祭。もともと秋に行っていたものを、今年から夏前に行うようになった高校もあり、公立高校も学校を挙げて『受験』を意識しだしたのだなあと感じます。
 5月・6月は3年生が部活動を終える時期でもありますが、部活動が終わる前から受験勉強をスタートするのが、「成功の秘訣」ですね。
 そうこう言っているうちにすぐ夏休みが来そうで、私も一日一日を大切に過ごしたいものです。


R1.5.1 令和元年に思うこと

 思い返せば、平成改元は昭和天皇崩御という重苦しい空気の中、慌ただしく行われました。
 それに対して、令和改元はお祭りムードの中行われ、すこしはしゃぎ過ぎかなとは思いつつも、日本全体にとってとても良かったことだと思います。
 歴史上の存在でしかなかった『上皇』が再び現代に登場し、反対に「近現代」に縛られていた日本社会が、伝統と共に未来に進むような気がします。
 私も、新しいことに挑戦してみようかと思っていますが、まずは動画など……うまくいくでしょうか。
 ライブ配信なども、できるといいなあ。


H31.4.25 遠足シーズンのようです

 まだ寒暖の差が激しい時期、みなさん体調を崩さないよう、食事と睡眠をしっかりとってほしいものです。
 周辺の公立高校は遠足シーズンのようで、せっかく行くのですから、いろいろ役に立つといいなと思っています。
 京都に行く高校がいくつかあるようですが、最近の京都は外国人観光客が多く、京都を歩いていると外国人に話しかけられる機会も 少なくありません。でも、急に話しかけられると、やはり戸惑ってしまうもので……英会話は度胸が勝負、ですね。
 さて、京都に遠足に行く人は、そんな機会があるでしょうか。


H31.4.22 光陰矢の如し

 4月ももう終わりに近づいているということに気が付いて、少しびっくり。気が付けば、令和改元も間近になっています。
 今年は即位の儀式があり、大型10連休。しかし、その分学校から出された課題も多いようで、今から必死にこなしている生徒も見られます。
 みんなすごいなと感心しきり。私は、学校の宿題と言えば、提出前日に……
 寒暖の差が激しい季節、風邪には十分注意したいものですね。


H31.4.17 脳内カンバス

 人間の脳は、文字で考えるよりもイメージで考えていることの方が多いようです。でも、頭の中だけで考えていると、どんどんごちゃごちゃになっていくもので、 勉強にしても、それ以外にしても、紙に書いて考えると整理できたりします。
 面倒くさいように思えますが、実際にはそのほうが早く結論に到達することが多いように感じます。
 生徒の質問に答える際には、できるだけ絵で描くようにしているのですが、脳内イメージをそのまま書いてみるとこんなことになったりして、 んー、もう少し整理して書きたいなと、ホワイトボードを眺めて思ってしまいました。


H31.4.13 遠足シーズン

 授業後に、授業の感想などを生徒さんに書いていただいているのですが、それを読んでいるとやはり言葉には一人一人の性格が出るものなのだなと思ってしまいます。
 生徒のFさんがもうすぐ滋賀へ遠足だそうで、それを楽しみにしている様子が綴ってあるのを、微笑ましく読みました。 カヤックをするそうなのですが……カヤックとカヌーとボートの違いが私にはわかりません(笑)
 まだ寒さが戻ってきたりする季節ですので、風邪には十分気を付けてくださいね。


H31.4.11 クラス替えの時期

 新学期が始まり、塾に通ってきている高校生は口々に、新しいクラスについて話してくれます。
 入学したての男の子にしても、学年の上がった女の子たちにしても、新しいクラスに知り合いの子が少ないらしく、少し不安な様子です。この時期、環境が変わる子が多いので、塾の講師としても、ちょっとした様子の変化にも敏感にならなければいけない時期と言えます。
 保護者の方も是非、お子様の様子を注意深く見てあげてくださいね。


H31.4.10 男もすなる日記といふものを……

 教室の日常を皆様にも知ってもらおうということで、日々の出来事をつづっていこうかと思います。
 三月末に、清荒神近くのベガ・ホールで開催されたジョイント・コンサート。いくつかの高校のコーラス部やグリー部の合同コンサートだったのですが、 尼崎北高校に通う塾生のNさんが参加しているということで見に行きました。
 短い時間しかいられなかったのですが、楽しく聴かせていただきました。ちなみに私の母校のグリー部も参加していたのですが、時間が無くて聴けませんでした。 ごめんなさい……
 皆さん、堂々と歌ってました! 私だったら、あんな舞台では緊張して言葉が出なくなるかも?




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