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R03_0118◆《共テ》全体的に難化したようです

 皆様こんにちは、塾長の平岩です。

 緊急事態宣言が一部の都道府県に出されていますが、世の中、余りそれが意識されていないような気がします。
 政府は、学校関係・入試関係をこのまま押し切るつもりのようですが、一方で、教育現場でもクラスターが発生しているというニュースを頻繁に耳にするようになりました。
 みなさま、感染対策を徹底してお過ごしください。

 さて、大学入学共通テストの第一日程が終了しました。
 英語と数学ⅠAを解いてみましたが、どちらも時間の割には分量が多いという印象を受けました。特に英語は、満点が100点に変更されたにもかかわらず、英文量が大幅に増加しました。
 どうにもちぐはぐな感じが否めません。一体、文部科学省は何がしたいのでしょうか。
<出願では、傾斜配点が大学ごとに異なります。ご注意ください>

 英語・国語とも、試行テストのような出題形式とは違っていました。大手予備校の模試は、当然ですが試行テストをなぞらえるしかなかったわけで、その結果、問題形式にとらわれない学力を持った受験生が有利になりました。
 本来、そうあるべきなのですが、それにしては少し可哀想なくらいの分量です。英語に関しては、速読の能力、そしてリスニング能力が極めて高いレベルで要求されていますね。
 しかし私としては、英語より、もっと現代文の勉強量を増やして欲しいところです。現代文の文法を知らない人の方が多い状況に、危機感を抱かずにはいられません。
 そういえば、国語の出題形式はそれほど変わらなかったようですね。

 この調子だと、平均点は去年より下がるようです。去年もおととしに比べ下がりましたので、国公立大学のボーダーも下がるのでしょう。
 国公立大学を受ける受験生は、自己採点を正確に行い、出願大学を早目に決めて、二次の準備をスタートさせましょう。

  1. 《新年》明けましておめでとうございます。
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