R02_1129◆《看護》看護系大学の推薦入試について
皆様こんにちは。塾長の平岩です
推薦入試のシーズンになっています。今年は、コロナ禍の中、各大学がヒヤヒヤしながら入試を行っていることでしょう。感染が広がった場合、入試日程等にも影響が出ますので、 受験生の方は各大学のホームページをチェックする必要があるようです。
さて、推薦入試といいますと、私立大学を真っ先に思い浮かべませんでしょうか。でも実は、国公立大学でも推薦入試が行われています。
兵庫県の看護系学部では、11月21日に神戸市看護大学が、そして11月28日には兵庫県立大学が「学校推薦型選抜」入試を実施しました。
国公立大学、そして看護学部の推薦入試がどのような試験かと言いますと、
① 大学入学共通テストを課さない。
② 入試科目は、英文を題材にした小論文と面接、調査書
③ 定員は、神戸市看護大が25名(内、市内優先枠7名)、兵庫県立大が30名
④ 兵庫県立大は、一つの高校につき、受験者数に上限がある。(県内高校からは二名)
という特徴があります。特筆すべきは推薦入試の定員で、一般後期日程より多くなっています。
国公立を第一志望にしている方は、是非受験してください。
そして小論文なのですが、一般入試とは違い、本文が英語、出題・解答は日本語になっています。これには、共通テストを課さない分、英語の能力も小論文ではかろうという意図があります。
また、問題はいくつかパターンがありますが、「日本語訳をさせる」ものと「自分の意見を述べる」ものが中心になっています。
英文のテーマは、医療、看護や介護に関連したものが選ばれる場合が多く、海外メディアの記事なども出題されるようですね。
今年の兵庫県立大学の推薦入試は、「飢え」に関する英文だったようです。
受験しようと思われる方は、関連テーマについての英単語や表現に触れておくといいと思いますよ。
受験指導ハイアーステージでは、小論文対策も行っていますので、ご興味のある方は是非ご相談ください。
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